「バトルロードグロリア2014中四国大会」まとめ

titlebrg2014-a

2014年2月1日広島県安芸区・安芸区民文化センターで行われた「バトルロードグロリア2014四国大会」まとめです。

今回の会場は和室で、畳に座布団と和やかな雰囲気で対戦が行われました。たかさそ選手、ハシダム選手には中四国大会代表選手として、日本一決定戦への出場権が与えられました。

関連動画

YouTube

3位決定戦 かえでvsあるえ・決勝戦 ハシダムvsたかさそ

TwitCasting

決勝戦 ハシダム(前)vsたかさそ(奥)

3位決定戦 あるえ(前)vsかえで(奥)

赤外線通信の不具合により08:42より対戦が開始されています。

結果

1. たかさそ(@takasaso119)

たかさそさんのパーティはモロバレル、ヒートロトム、キリキザンと6世代に入ってはあまり見られなかったポケモンが入っています。5世代で海外のプレイヤーが好んで使ったのをチョイスしていますね。『いかく』、天候書き換えがいないのが特徴的で、耐久にがっつり割いたヒートロトムから「おにび」が飛んできそうです。キリキザンについては後述します。
 

2. ハシダム(@HASHIDAM)

ハシダムさんのパーティは高種族値のポケモンで固められています。「こだわりスカーフ」持ちであることが多いボーマンダとサーナイトを両立しているので、もしかしたら関東大会を優勝したビエラさんのパーティのようなスイッチトリパの要素も含まれているのでしょうか。
 

3. かえで(@maple987654321)

4. あるえ

8. シエン

8. ニコル

8. 電磁波

8. まろー

16. トルン

16. masa

16. ハシムラ

16. とにー

16. らい

16. みやのあけみ

16. すらぃりー

16. あび

使用数

22 ガブリアス
17 ギルガルド ボーマンダ ガルーラ
15 ファイアロー
13 バンギラス ウォッシュロトム サーナイト
12 クチート
11 リザードン
10 ニャオニクス
7 シャンデラ
6 ナットレイ モロバレル
4 マリルリ ドサイドン ギャラドス ハッサム ゴチルゼル カラマネロ ゲンガー 
3 ドーブル サザンドラ キングドラ ゲッコウガ フシギバナ
 ヒートロトム コジョンド ユキノオー ライボルト フレフワン 
2 ラプラス エーフィ マンムー プテラ マニューラ ルカリオ
 ニョロトノ キリキザン レパルダス プクリン ヤミラミ ココドラ
1 クレッフィ カメックス ボスゴドラ パルシェン カットロトム
 ローブシン ワルビアル ガメノデス ルチャブル シュバルゴ
 フワライド フーディン ズルズキン ランクルス エレザード
 マルマイン ハリテヤマ ビビヨン ヤミカラス ニャスパー ヌメルゴン

中四国大会予選を終えて

2週間前に行われた関東大会と比較して考察します。
 

控えめHCメガリザードンY

リザードンの使用率が14%→23%と上昇しました。シールドフォルムギルガルドを1発で仕留めるために採用されることが多いようです。

現在メガリザードンYの型として主流な型は控えめHC。この配分の「ソーラービーム」でH振り水ロトム1発、「ねっぷう」でH振りシールドフォルムギルガルド1発。そしてボーマンダなど不一致の「いわなだれ」を耐えることができるのがメリットです。

また自分で有利な天候に書き換えることができるので、複数の天候を持つパーティも組みやすく、間違いなく環境の中心にいるポケモンです。

対策としてはやはり岩4倍をつくことが多いようで、ボーマンダに「ストーンエッジ」を仕込んだプレイヤーをよく見かけます。
 

<ウォッシュロトムの使用率半分に

ウォッシュロトムの使用率が53%→27%と半分まで落ち込みました。

メガリザードンYの「ソーラービーム」を耐えるために努力値を多く割かれるので、高火力のロトムはなかなか見れなくなるかもしれません。

ただしファイアロー対策としてここまで適任なポケモンはいないので、ここからさらに下がることはないでしょう。
 

キリキザン、カラマネロ

いまだに使用率が低いため注目が集まりにくいのですが、キリキザン、カラマネロの使用率が上がっています。
基本的に1~2匹の『いかく』持ちがパーティに投入されている環境であること、ギルガルドの「キングシールド」に強いことで採用されるようです。
 

シャンデラ増

他にギルガルド対策として使用率が上がっているポケモンとしてシャンデラが挙げられます。

今回ベスト16になったトルンさんのパーティに採用されているシャンデラは、特性『すりぬけ』の持ち物「こだわりメガネ」であり、特殊ギルガルドの最後の技として採用されることが多い「みがわり」や、「ワイドガード」を無視した上で「こだわりメガネ」「シャドーボール」でH振りシールドフォルムギルガルドを1発で倒すことができます。

また今回はスカーフ型を確認できませんでしたが、C191「オーバーヒート」でH振りギルガルド1発、C211「めざめるパワー氷」で無振りガブリアス1発、無振りでスカーフボーマンダの「りゅうせいぐん」や「ストーンエッジ」を耐えるので、まだまだ使用率は上がりそうです。
 

これまでの環境はメガシンカの影響を受けつつも、ガブリアス<ボーマンダ<サーナイト<ギルガルド<リザードンという流れで推移しています。今週末の九州大会ではどのようなリザードン対策を見られるのか注目です。
 

グロリア2014まとめ