あさドラ!漫画(浦沢直樹) 第5話 ネタバレと感想ー勇者はあきらめないー

ビッグコミックスピリッツ

2018年12月3日発売の「週刊ビッグコミックスピリッツ」1号掲載。

あさドラ!第5話のネタバレと感想です。

 

あさドラ!第5話ネタバレ&あらすじ

飛行場で待つ初老の男性。

電話口で怒鳴っています。

仕事で午後までに広島まで飛びたいのに、なかなかパイロットが来ずご立腹な様子。

電話口のパイロットは遅刻の理由を

「昨夜の台風で辺り一面流された・・・」

と。

 

「もっとマシな嘘をつけ!!!」

「とっとと来い!!!」

初老の男性は怒って電話を切り、なにげなくラジオつける。

 

すると・・・。

(ラジオの声)
「名古屋港付近一帯は・・・
ほぼ水没したとの情報もあり・・・」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

場面が変わり、アサとおっちゃんは流木の上で茫然と立ちつくしています。

辺り一面水没しており、見えるのは大量の流木と沈んだ家の屋根瓦。

どこがどこだか全くわからない・・・。

 

アサは、ウチはあっちかこっちかとでこぼこした流木の上を走りまわるが、おっちゃんに危ないと止められる。

家はこの辺なのかと聞かれ、南区の海沿いと答えるアサ。

おっちゃんは少し沈黙し、あたり一面海になってしまったんだよ・・・と諭す。

しかしアサはこのむこうは無事かもしれないとジタバタし、おっちゃんの手をまた噛んで振りほどく。

 

多分あっちの方だ!私が行ってやらねば!

まだ諦めきれないアサに、おっちゃんはどうしようもねえ・・と再び諭す。

 

するとアサは、

「おっちゃんは勇者でしょうが・・・。」

「勇者があきらめるんか!!!」

と泣きながら言う。

 

それを静かに聞いていたおっちゃん、ついてこいと言って歩き出す。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

おっちゃんとアサは畳の筏に乗り、陸をめざして進む。

目に入る光景は悲惨なものだった。

 

屋根の上で立ち尽くす人々。

腰まで水に浸かりながら進む人々。

高齢者をおぶって水の中を進む人々。

 

ほとんど水に埋まった車の屋根の上で赤ちゃんを抱いたまま助けを待つ女性もいる。

おっちゃんとアサはその女性と赤ちゃんを助ける。

 

やっとのことで陸に上がった2人。

町の人と警察も言い合いになっており、救助は進んでいない様子であった。

 

町の人たちの会話から、船も流されてしまってどこにもないと知ったアサ。

しかし、おっちゃんは船なんか探していないと言い、乗り捨ててあった車に乗り込む。

車に乗ってどうする、助けるのは海の方だと言うアサに、

「俺が勇者になるのは操縦桿を握ったときだけだ」

というおっちゃん。

そして、助手席に乗ったアサに、この先はさっきみたいにメソメソするなと言う。

戦争で生き残った奴は生きることだけを考えた。

メソメソなんかしなかった、俺みたいにな。

強い目でそう話すおっちゃん。

 

行くぞ!

飛行場へ車で走り出す2人だった。

 

あさドラ!第5話の感想

まだ若干12歳でありながら、たくましく生きていくであろうアサの姿がこの回でも垣間見えた気がしました。

メソメソするなとおっちゃんに言われた時の決心したような表情。

強くたくましい少女の一面ですね。

おっちゃんの勇者らしさもどんどん出てきて、今後のさらなる勇者っぷりやパイロットの腕前も気になるところですね。

乗り捨ててあった車が三輪だったりして、時代を感じられるところも良かったです~。