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【第13回あいオフ ベスト16】バルジーナ晴れプテラ追い風[VGC2017]

【第13回あいオフ ベスト16】バルジーナ晴れプテラ追い風[VGC2017]

初めまして、キヌガワ(@kinurincipall)と申します。

今回は、1/28(土)に行われた第13回あいオフ(バトルロードグロリア2017東海大会)で使用した構築を紹介したいと思います。

成績

第13回あいオフ :ベスト16(予選5勝1敗)

構築経緯

まず最初に注目したのはバルジーナです。もともと「おいかぜ」軸のパーティを使うことを決めていたので、@13Yoshi37が使用していた「ミストシード」バルジーナをヒントに構築をスタートしました。プテラのような「おいかぜ」を使うポケモンは基本的にカプ・コケコに弱く、「ちょうはつ」を覚えさしてもポリゴン2が重いということに弱さを感じていました。しかしバルジーナはカプ・レヒレやカプ・テテフと並べることで、相手のカプ・コケコに対してもエレキフィールドをほかのフィールドで上書きしながらシードアイテムで特防をあげるという、ほかの「おいかぜ」要因にはない高い耐久を手に入れることができます。耐久があるためポリゴン2に倒されにくくなり、「トリックルーム」に対しても強い「おいかぜ」要因であると言えます。

バルジーナの隣に並べるポケモンとしては、カプ・テテフが最適だと僕は考えました。カプ・テテフはこのルールにおいて数少ない初手として強いポケモンだと感じています。C130と火力のあるポケモンであるため、相手からすると放っておけないポケモンであり、隣のポケモンを動かしやすくなります。バルジーナと初手で並べる場合、バルジーナは集中攻撃をしないと倒すことが厳しく、集中された場合でもカプ・テテフの行動回数が増えるのでそこまで不利を取らないと考えます。素早さも高く、「ねこだまし」の影響も受けないので何かしらの仕事がしやすいことも優秀だと感じました。

ガブリアス、カプ・コケコ、テッカグヤの3体は相性が良く、「おいかぜ」中のアタッカーとしても優秀だと思い採用しました。ガブリアスもテッカグヤも受け出しとして使えるポケモンであるので後発として強く、カプ・コケコも終盤の「マジカルシャイン」はとても強力なため後発向きだと思いました。

そして最後の枠として、相手も「おいかぜ」構築の場合にバルジーナがそこまで有利を取ることのできるポケモンではなかったので2体目の「おいかぜ」要因としてプテラを採用しました。しかし相手も「おいかぜ」構築のときにだけプテラを出すというのは選出場面が少なく、最近流行りのキュウコンR+カプ・レヒレ+カミツルギのようなパーティにも選出できるように「にほんばれ」を採用しました。キュウコンRに「オーロラベール」を張られてしまうと「おいかぜ」中に押し切ることができず負けてしまいますが、「にほんばれ」プテラを出すという形で解決しました。

個別説明

バルジーナ

技  : イカサマ おいかぜ ちょうはつ はねやすめ
持ち物: サイコシード
特性 : ぼうじん
性格 : おだやか
努力値: H84 D196 S228
実数値: 196-*-125-*-154-129

技構成はDreamhack Leipzig Regional Championshipで優勝した@13Yoshi37が使用していたバルジーナ(参考記事)と同じですが、努力値を素早さに多く振っています。素早さを上げるメリットとしてテッカグヤ、ペリッパー、バルジーナに対して上から「ちょうはつ」を入れることができる点と、「おいかぜ」中にスカーフガブリアスとカプ・テテフの上を取ることができることが挙げられます。素早さに振っていないウインディの上を取ることができたりと素早さが活きる場面が多いように感じます。耐久に関しては困ることがそこまで困ることはなく、「おいかぜ」することができなくても後発がS種族値が高めのポケモンなので問題ないと思いました。

「イカサマ」はバルジーナ自身の攻撃力にかかわらずダメージを与えることができるのでアタッカーとしても機能することができる強力な技です。カプ系ポケモンに対して強い技ではないので弱い場面も目立ちますが、ガブリアスや流行りの物理型ウインディに対しても強いので必須技だと思います。また、「はらだいこ」カビゴンも数を増やしているポケモンであるので「イカサマ」がないと厳しくなります。

「ちょうはつ」は「トリックルーム」や耐久ポケモンの要塞化を止めるだけでなく、4ターンという限られた「おいかぜ」ターンで相手の数を減らすためにも「ちょうはつ」で「まもる」を使用できなくすることが重要となってきます。Zわざとの相性も良く、確実に当てることが可能となります。

「はねやすめ」は2回目の「おいかぜ」のチャンスを生み出します。「サイコシード」で特防の上がったバルジーナを突破するのはなかなか厳しく「はねやすめ」が有効的に働く場面がかなり多いので評価しています。
「サイコシード」で特防が上昇しているので交代するのは惜しいですが、仕事することがない場合は無駄に居座るのではなく交代していきます。しかし、HPが削れていると後で出しても倒されてしまうだけなので、基本的には「はねやすめ」で回復してから交代します。

カプ・テテフ

技  : サイコキネシス マジカルシャイン 10まんボルト まもる
持ち物: せいれいプレート
特性 : サイコメイカー
性格 : ひかえめ
努力値: H4 C252 S252
実数値: 146-*-95-200-135-147

僕がカプ・テテフの技で一番評価しているのは「マジカルシャイン」です。「サイコキネシス」も間違いなくかなり強力な技ですが、「マジカルシャイン」の削り性能を高く評価しています。「いのちのたま」ではなく「せいれいプレート」を採用した理由としては、単純に調整段階でカプ・テテフのHPが微妙に残る場面が多かったからです。相手を倒したと同時に「いのちのたま」の反動で倒れてしまい、後発のガブリアスを出したタイミングで相手がウインディを出してきて『いかく』で攻撃が下がってしまうという場面が非常に多く感じました。基本的には「サイコキネシス」ではなく「マジカルシャイン」で相手のHPを削ってから後発のガブリアスに繋ぐのでできるだけ行動回数を増やしたいこととも踏まえて「せいれいプレート」を採用しました。「マジカルシャイン」で削ってからガブリアスに繋ぐことで、後述するガブリアスが「つるぎのまい」を積むチャンスが生まれます。

カプ・テテフは先発としては強いポケモンではありますが、後発としては受け出し機能を持たないので扱いにくいです。そのため初手に出してからは倒されるまで突っ張るのが強いと考えているため技範囲を広くするべきだと考えました。そこで残り1枠の技は「ムーンフォース」ではなく「10まんボルト」の採用に至りました。

ガブリアス

技  : じしん いわなだれ つるぎのまい まもる
持ち物: ジメンZ
特性 : さめはだ
性格 : ようき
努力値: A252 D4 S252
実数値: 183-182-115-*-106-169

今回の構築におけるエースアタッカーです。ガブリアスは地面技以外が弱いため、隣が浮いていなくても気にせず使える「ジメンZ」が必須だと感じています。相手は「おいかぜ」を凌ぐために「まもる」や交代をして時間稼ぎをしますがそこに合わせて「つるぎのまい」を積むことで試合を有利に進めることができます。カプ・テテフの「マジカルシャイン」でガブリアスの「じしん」圏内に入れておけば、相手の「まもる」や交代が読みやすく「つるぎのまい」を積むチャンスへと繋がります。

「いわなだれ」は地面技が通らない浮いている相手に有効であるのに加え、積んだ後のことを想定すると全体技が望ましいので採用しました。

テッカグヤ

技  : ヘビーボンバー ニトロチャージ やどりぎのタネ まもる
持ち物: たべのこし
特性 : ビーストブースト
性格 : ようき
努力値: H220 A36 S252
実数値: 200-126-123-*-121-124

テッカグヤの「やどりぎのタネ」型はゲームプランを立てやすいところにメリットがあると考えます。テッカグヤがきついポケモンを優先して倒していくという簡単な考えを持っておくだけでいいというのは短い選択時間の中でも非常に戦いやすいと感じました。

「ニトロチャージ」に関して、最初は結局130族を抜けないのは弱いと考えていましたがそうでもないということに気づいてからは強さを感じました。構築のエースであるガブリアスの障害となるカミツルギやキュウコンRに対しては「おいかぜ」中に一回積んでおくだけで「おいかぜ」が切れても上を取ることができ、さらに弱点を突けるのでガブリアスが動きやすくなります。

第2回関東リージョナルで勝海さん(@Kaaaaatsumii)が使用していた型のテッカグヤと同じですが、「やどりぎのタネ」で詰める勝ち筋の他に、「ニトロチャージ」と『ビーストブースト』を積んで殴り勝つパターンの両方があるのはかなりの強みだと僕も感じました。(参考記事)

カプ・コケコ

技  : ボルトチェンジ マジカルシャイン どくどく まもる
持ち物: いのちのたま
特性 : エレキメイカー
性格 : おくびょう
努力値: C252 D4 S252
実数値: 145-*-105-147-96-200

持ち物は、カプ・コケコの試合終盤における「マジカルシャイン」の制圧力がかなり強力だと思っていたので「いのちのたま」を採用しました。カプ・コケコはCが高くないので火力を引き上げる「いのちのたま」が必要だと感じました。これはカプ・テテフに「いのちのたま」ではなく「せいれいプレート」を採用した理由の一つでもあります。

基本的には後発想定ですが、先発に出したときに「ボルトチェンジ」があれば後半に強いカプ・コケコを最大限に活かせると考えました。「10まんボルト」に比べると火力は劣りますが、カプ・テテフ同様「マジカルシャイン」が強いと感じていたので、火力不足を感じることはありませんでした。

最後1枠の技には「どくどく」を採用しました。構築には「はねやすめ」を覚えたバルジーナと残飯「やどりぎのタネ」型のテッカグヤがいたので「どくどく」が活きる場面が多いのではないかと思い採用しました。とりあえず「どくどく」を当てておけば後半に響いてくることが多く良かったと思います。カプ・コケコが『エレキメイカー』を持っているためミストフィールドも上書きできて「どくどく」を通しやすかったです。

プテラ

技  : いわなだれ おいかぜ ちょうはつ にほんばれ
持ち物: きあいのタスキ
特性 : プレッシャー
性格 : ようき
努力値: A252 D4 S252
実数値: 156-157-85-*-95-200

先述したように「にほんばれ」という流行りの構築に対して強い所見殺し要素を持った型です。キュウコンRが「オーロラベール」を張ることを前提としているパーティも多く、カプ・レヒレの水技の火力も下げることができるので環境にかなり刺さっていると思います。

「おいかぜ」ミラーにおいてプテラは強く、バルジーナにはない強さがあったと思います。ピンポイントな選出の仕方ではありますが、「にほんばれ」によってバルジーナとの差をつけることができたのはよかったと思います。

さいごに

今回はベスト16という微妙な結果に終わってしまったので、次の大会ではもっといい結果を残せるように頑張りたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

キヌガワです。ポケモン/【VGC2015:第2回カマルオフ優勝】【VGC2016:第73回POKeDEXファン東京オフ優勝・第9回しゃでオフ優勝】【VGC2017:EU International 11位】【インターネット大会: トリック・オア・トリート⁉︎ 1位】 twitter→@kinurincipall

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