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【第31回がにゅーオフ ベスト16】 レヒレジーナ[VGC2017]

【第31回がにゅーオフ ベスト16】 レヒレジーナ[VGC2017]


成績

第31回がにゅーオフ(バトルロードグロリア九州予選): ベスト16(予選5-1)

概要

レヒレジーナガブについて

ダブルバトル入門にも書いた通り、ダブルバトルの”全体技”は立ち回りの負担を減らすため、また火力面で相手に差をつけるため積極的に活用したい要素です。
このルールにおいても全体技を多用できる組み合わせを煮詰めていこうと考えました。

アローラダブルにおいて全体技を乱発できる組み合わせの一つがカプ・レヒレバルジーナ+「こだわりスカーフ」ガブリアスです。
この3匹だけでも「だくりゅう」、「マジカルシャイン」、「バークアウト」、「いわなだれ」、「じしん」という5種類の全体技を擁し、
バルジーナの「おいかぜ」でS操作をかけながらカプ・レヒレで相手を削り、最後に「こだわりスカーフ」ガブリアスで一掃するという流れが理にかなっており強力。

すでに有名な組み合わせでメタも張られやすいため、そのメタをどう乗り越えていくかを念頭に置いて構築しました。

岩Zテッカグヤについて

カプ・レヒレバルジーナガブリアスを基本選出とするなら、残り1体には下記の条件を満たすポケモンが望ましいと言えます。
・「こだわりスカーフ」ガブリアスで暴れるうえで障害となる飛行、虫タイプを倒せるポケモン
・「こだわりスカーフ」ガブリアスの地震に巻き込まれない、浮いているポケモン
・基本選出の3匹にZ技が無いため、Z技枠となるポケモン
・バルジーナ、ガブリアスの苦手なフェアリーへの打点と耐性を持つポケモン

これらを満たすのが「イワZ」持ちのテッカグヤでした。
「ストーンエッジ」をベースにすれば「イワZ」の威力は180。
クワガノン、オニシズクモ、バルジーナ、ギャラドス、ペリッパーなどなど地面耐性を持つ虫・飛行タイプのポケモンに大ダメージを与えることができ、「こだわりスカーフ」ガブリアスの地震が通りやすい盤面を作るのにとても有用でした。
自身の苦手とする炎タイプのガラガラRやコータス、ウインディに対してもダメージがあり、”ウインディに交代しそうなキュウコンR”等に対しては「ヘビーボンバー」ではなく「イワZ」を撃つことで攻撃が一貫します。

“メインウェポンのZ技(ウインディの「ホノオZ」やガブリアスの「ジメンZ」など)”はほぼ毎試合使うのに対して、テッカグヤの「イワZ」のような”サブウェポンのZ技”は、相手によっては使用せず試合が終わることもあります。
Z技が腐ることがあるのは勿体ない気もしますが、
読まれにくいため守るや交代で凌がれることが少ない点、普段倒せない相手を倒せるようになり構築の対応範囲が広がるという点では重宝します。

避雷針について

カプ・レヒレバルジーナテッカグヤの3匹は電気弱点が被っているため、単純な電気対策手段として『ひらいしん』に頼ってみることにしました。
対カミツルギを意識してトゲデマルではなくガラガラRを選択。

基本的には選出しない”見せポケ”となりますが、選出せずとも「拘り眼鏡+10万ボルト」、「電気Z技」に対する抑止力になります。
相手目線ではこちらがレヒレジーナのどちらかを避雷針ガラガラに交代した場合、「拘り眼鏡+10万ボルト」なら無効にされた挙句次のターン交代せざるを得なくなり、「電気Z技」なら無効にされた上にZ技を以後使えなくなるため、どちらも『ひらいしん』で無効にされた場合のリスクが非常に大きいと言えます。
このように『ひらいしん』ガラガラRバックをちらつかせておくことで相手はハイリスクな電気技を撃ちにくくなり、間接的にカプ・レヒレバルジーナが動きやすくなります。

それでも初手に「眼鏡10まんボルト」や「スパーキングギガボルト」が飛んでくる場合があります。
立ち回りの上手い相手は隣で「いわなだれ」を撃つなどしてガラガラR引きをケアしながら電気技を撃ってくるので、カプ・コケコガブリアスなどの初手の並びに対してはカプ・レヒレをガブリアスに交代するのも手。
こちらのパーティに『ひらいしん』持ちがいることを忘れてハイリスク電気技をぶっ放してくる相手は知りません・・
大多数のカプ・コケコはガラガラRバックを警戒して「マジカルシャイン」や「ほうでん」を使うので、初手からカプ・レヒレバルジーナで突っ張るのが正解だと思っています。

個別説明

カプ・レヒレ

技  : ムーンフォース だくりゅう マジカルシャイン くろいきり
持ち物: こだわりメガネ
特性 : ミストメイカー
性格 : ずぶとい
努力値: H236 B60 C196 D4 S12
実数値: 175-*-157-140-151-107

HB:A233カミツルギの「リーフブレード」を高乱数耐え(87.5%)、A178ウインディの「ワイルドボルトZ」を最高乱数以外耐え

S:最速45族抜き、「おいかぜ」下で素早さ1段階アップの準速ポリゴンZ抜き

『ミストメイカー』によって相手のカプ・コケコ、カプ・テテフの火力を落としつつ、眼鏡「マジカルシャイン」・「だくりゅう」で雑に削ります。
技は「こだわりメガネ」カプ・レヒレの王道構成。「くろいきり」によってイーブイバトン系をカバーします。

性格を図太いにして物理耐久を一回り硬く調整し、かつ『ひらいしん』と絡めて電気技を撃たせにくくすることで一撃突破されることを避けられるようにしました。
175-157-151の耐久があれば集中攻撃も耐えてくれることが多いです。
全体技のダメージを一度でも蓄積させれば大抵の相手は「こだわりスカーフ」ガブリアスの地震圏内に追い込めます。

バルジーナ

技  : イカサマ バークアウト おいかぜ はねやすめ
持ち物: ミストシード
特性 : ぼうじん
性格 : おだやか
努力値: H172 D124 S212
実数値: 207-*-125-75-144-127

H:16n-1

S:追い風下でスカーフ最速ガブリアス抜き

基本的にはカプ・レヒレと共に初手に出し「ミストシード」を発動。
カプ・コケコの「デンキZ」をも耐える強靭な耐久を盾に、「おいかぜ」と「バークアウト」で味方をサポートします。
プテラ、ウツロイド、フェローチェ入りの構築など、カプ・レヒレバルジーナ先発では高速の相手に上から制圧されてしまいそうな場合は、
「こだわりスカーフ」ガブリアスやし「ねこだまし」持ちのハリテヤマと共に先発し、それらに守られながら「おいかぜ」を展開します。
浮いているため「じしん」に巻き込まれず、「バークアウト」で相手フェアリーの火力を下げられる点で味方のガブリアスとの相性は抜群に良いです。

「イカサマ」、「バークアウト」の両立によって物理相手でも特殊相手でも腐りにくくなります。
この構築には電気・草技が無く、水への打点が乏しいため、相手のカプ・レヒレを止めるために「バークアウト」がほぼ必須。
ポリゴン2や「やどりぎのタネ」テッカグヤへの対抗手段として「ちょうはつ」が欲しくなることも多いので、「はねやすめ」を切っても良いかもしれません。

ガブリアス

技  : じしん いわなだれ どくづき ほのおのキバ
持ち物: こだわりスカーフ
特性 : さめはだ
性格 : いじっぱり
努力値: A100 D156 S252
実数値: 183-179-115-*-125-154

HD:C182カプ・テテフの「ムーンフォース」を最高乱数以外耐え

地面の通りが良いこのルールでは圧倒的な制圧力を誇る「こだわりスカーフ」ガブリアス。
電気・毒・岩への耐性からカプ・レヒレバルジーナとの縦の相性にも優れ、受け出しもしやすいです。
同じ「こだわりスカーフ」持ち地面タイプとしてはワルビアルも候補に挙がりますが、バルジーナとのタイプ重複や『いかく』と「イカサマ」のアンチシナジー、耐久面などからガブリアスに軍配が上がります。
他のポケモンによって「じしん」圏内まで相手を追い込み、このポケモンで最後に一掃するのがこの構築のメインの勝ち筋です。

炎技はカミツルギ意識なら「かえんほうしゃ」が無難ですが、カミツルギ以上にテッカグヤへの打点が欲しかったため「ほのおのキバ」を選びました。
ドラゴン技はミストフィールドとの相性の悪さから採用せず。

テッカグヤ

技  : ヘビーボンバー ストーンエッジ やどりぎのタネ まもる
持ち物: イワZ
特性 : ビーストブースト
性格 : いじっぱり
努力値: H212 A92 B4 D108 S92
実数値: 199-146-124-114-135-93

A:H175-B112オニシズクモを「ストーンエッジZ」で確定1発

HD:C147カプ・コケコのエレキフィールド+「10まんボルト」を確定耐え

S:「おいかぜ」下で最速エンニュート抜き

「こだわりスカーフ」ガブリアスとの相性が良く、自身の苦手な電気・炎は「じしん」で倒してもらうことができます。
前述の通り、「ストーンエッジZ」によって地面の通りが悪い飛行と虫タイプを倒しておくことで「じしん」で一掃する最終盤面を築くことができます。
カプ・レヒレバルジーナガブリアスの3匹は守るが使えないため、相手の毒やフェアリー技を受ける交代先としても有能。

Z技を使うため特性『ビーストブースト』の発動機会も多いです。
このステータスでは攻撃が上がりますが、「やどりぎのタネ」で詰める上では特防が上がった方が良いため、攻撃<特防になるよう配分を考えても良かったかもしれません。

ガラガラR

技  : フレアドライブ シャドーボーン ホネブーメラン まもる
持ち物: ふといホネ
特性 : ひらいしん
性格 : いじっぱり
努力値: H44 A252 S212
実数値: 141-145-130-*-100-92

S:「おいかぜ」下で準速カプ・コケコ抜き

『ひらいしん』により、相手に電気技使用を躊躇させることのできるポケモン。
見せポケとなることが多いですが、カプ・コケコライチュウRのエレキパや、カプ・コケコウインディカミツルギテッカグヤが全て入ったスタンなどガン刺さりの相手には選出していきます。
環境初期と比べて数が激減したためか対策が切られやすく、現環境では刺さる相手も多いです。

「おいかぜ」の恩恵を受けるために配分はS寄り。
選出数が少ない手前、配分はあまり練りませんでしたが、攻撃面の努力値を落として耐久に振っても良さそうです。

ハリテヤマ

技  : インファイト どくづき ねこだまし みきり
持ち物: ドクZ
特性 : あついしぼう
性格 : いじっぱり
努力値: A252 D4 S252
実数値: 219-189-80-*-81-102

S:準速(「おいかぜ」下で最速130族抜き)

上記の5匹で厳しい相手として、プテラやトリパが挙げられます。
ハリテヤマなら、その両方に回答できると考えました。

プテラに対しては初手ハリテヤマバルジーナと並べて「ねこだまし」+「おいかぜ」から入ることで、「きあいのタスキ」を割りながら上を取ることが可能。
準速まで素早さを引き上げているので「おいかぜ」下では130族の上を取れます。

トリパのポリゴン2+ギガイアスに対しては攻撃面でも耐性面でも強く、「ねこだまし」と「みきり」で時間を稼いでトリルターン切れを狙うのも得意です。
ここまでSが速いとトリル下では先手を取られるのが悩みですが、カプ・レヒレバルジーナの「ちょうはつ」や最遅ハリテヤマを警戒して「トリックルーム」を使ってこないポリゴン2も多いため、この配分で特に問題ありませんでした。

持ち物は「ドクZ」。
「おいかぜ」によってカプ・コケコ、カプ・レヒレの上を取り、「どくづきZ」でそれらを倒すのが爽快です。
「どくづきZ」の威力は160。175-135レヒレを乱数1発 (81.3%)。
テッカグヤの「イワZ」と同様、読まれにくいため決まりやすい役割破壊系のZ技です。

QRレンタルチーム

QRレンタルチーム詳細(PGL)

バルドル

ポケモンダブルバトル勢。WCS2014・2015日本代表。 2014年-全国2位・世界20位、2015年-全国3位・世界25位。がにゅーオフ主催 VGC2014 - Japan Nats runner-up and Worlds 20th. VGC2015 - Nats top4 and worlds 25th. twitter→@barudoru

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