封印サーナイト滅び雨[VGC2015]

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使用時期

2015/09

実績

バトルロードグロリア2015関西大会準優勝

概要

この構築を考え始めたのはバトルロードグロリア2015のオンライン予選の前でした。オンライン予選はシングルエリミネーション形式で、制限時間も60分と長いため「ちいさくなる」を駆使した構築が一定数いる※1 と考えました。そこで、「ちいさくなる」を使う構築に対して相性が良く、さらに個人的に使い慣れている「ほろびのうた」構築を使うことに決めて、構築を組み始めました。

まず、「ほろびのうた」構築の中核を成す4体である「ゲンガー、ズルズキン、ニョロトノ、ゴチルゼル」の採用を決めました。

次に2015年のジャパンカップで”Kalos Perish※2 を使った経験から、「ほろびのうた」構築ではメガサーナイト入りの構築に立ち向かうのが厳しいと考えました。なぜならメガサーナイト構築の場合、メガゲンガーの妨害ができる「ボルトロス、サザンドラ、バンギラス」のいずれかが入ってることがほとんどで、これらのポケモンがメガサーナイトと並んでいると、ズルズキンの「ねこだまし」で片方を止めても解決しきれないことが多いからです。

そこで「メガサーナイト」構築に対しての回答を模索していたところ「ふういん」を持ったメガサーナイトというアイデアを思いつきました。

「ふういん」を持ったメガサーナイトは「ボルトロス、サザンドラ、バンギラス」に対して大きな打点を持っており、さらに相手のメガサーナイトより先に先手で「ふういん」を使うことで、相手のメガサーナイトの「ハイパーボイス」を封じ込めることができます。このような理由により、5体目にメガサーナイトを採用することに決めました。

そして最後の1体は、オンライン予選の直前に頭角を表しつつあった「ガルーラ+ニンフィア」構築に対して、メガサーナイトと同時に先発に置くこと、そして、メガゲンガーの「ほろびのうた」を補助することを考え、ゴツゴツメットを持たせたモロバレルを採用しました。

この6体で参戦したオンライン予選では一定の結果を残すことができたので、関西予選もこの6体のままで臨むつもりでした。しかし、事前のグループ発表により同じグループのプレイヤーの事前リサーチをしたところ、「ほろびのうた」構築に強めの構築を使っているプレイヤーが多くいることがわかりました。

具体的には、「メガボーマンダ+ギルガルド」構築、「スカーフダークホールドーブル+ねこだましメガカメックス」構築、および「メガプテラ+キリキザン+キノガッサ」構築です。

これらの構築に対抗するために、比較的重要度の低いモロバレルを外して、天候が「あめ」状態であればメガボーマンダに先制で「れいとうビーム」を打つことができるルンパッパを採用しました。モロバレルが担っていた役割はルンパッパに「ねこだまし」やとつげきチョッキを持たせることでカバーしました。

また、ルンパッパの採用により相手の『まけんき』や『かちき』を発動させない「ねこだまし」持ちを採用することができたので「ほろびのうた」中心でゲームプランを立てる場合においてもプレイングの幅を広げることができました。
そして「メガゲンガー、ズルズキン、ゴチルゼル、ニョロトノ、ルンパッパ、メガサーナイト」で構成される「ほろびのうた」+「ふういんメガサーナイト+ズルズキン」+「雨」構築の3要素が入った構築が完成しました。

※1 制限時間が30分であれば多くのプレイヤーはできるだけ多くの時間を使って「ちいさくなる」を駆使した構築に対して判定勝利を狙う事ができるが、60分だとそれが困難になる。

※2 ゲンガー ズルズキン ゴチルゼル ニョロトノ キングドラ モロバレル」で構成される滅び雨構築。

 

個別解説

 メガゲンガー

ほろびのうた シャドーボール かなしばり※3 守る @ゲンガナイト / ふゆう → かげふみ
メガシンカ前:149-*-105-151-96-170
メガシンカ後:149-*-125-191-121-192
努力値: H108 B196 C4 D4 S196
性格: おくびょう

※3オンライン予選のみ「かなしばり」→「みがわり」

B : 216霊獣ランドロスの珠「じしん(A-1)」最高乱数以外耐え(努力値の余裕が無いため最高乱数を切っている)
D : 139クレセリアの「サイコキネシス」確定耐え
S : [メガシンカ前]最速ガブリアス抜き [メガシンカ後]最速ゲッコウガ抜き

「ほろびのうた」構築の中核を成すポケモンです。ゲンガー同士のミラーマッチも考慮して本来は最速がベストですが、WCS2015で流行していた命の珠霊獣ランドロスやクレセリアを無視することはできないため、それらの攻撃を耐える耐久を優先し、素早さは役割を遂行できる最低限の数値としました。

「シャドーボール」は特性『かげふみ』の影響を受けないゴーストタイプに抜群を取ることができる技なので採用しました。

オンライン予選までは「へんしん+ダークホール」ドーブルやギルガルドと戦うことを考えて「みがわり」を採用していましたが、関西予選では事前にグループ発表が行われることにより、この構築へのメタとなる技、具体的には「とんぼがえり」「ちょうはつ」を採用する人がいると考えたため、それらを止める技として「かなしばり」を採用しました。

「かなしばり」という技は使い所が多い技で、例えば1つの技を止められると相手への有効な打点を失うというポケモンが現環境では多く(例:メガガルーラやヒードラン)、実際にさまざまな場面で活躍しました。

「まもる」は「ほろびのうた」のターンを稼ぐために、基本的にこの構築の全てのポケモンに必須です。

 メガサーナイト

ハイパーボイス サイコキネシス ふういん まもる @サーナイトナイト / トレース → フェアリースキン
メガシンカ前:143-*-96-167-135-145
メガシンカ後:143-*-96-207-155-167
努力値: B84 C172 S252
性格: おくびょう

B : A197メガボーマンダの「すてみタックル」(A-1)確定耐え
S : 相手のメガサーナイトより先に「ふういん」をしないといけないので最速

相手のメガサーナイト構築やニンフィアに対抗するために採用したポケモンです。
エスパー技は相手のニンフィアを意識して「サイコショック」の採用も検討しましたが、いち早く相手のモロバレルを処理したいことやメガサーナイトが採用するエスパー技は「サイコキネシス」が多いことを考慮して「サイコキネシス」を採用しました。

「ふういん」が有効に働いている場面では相手は優先的にこのポケモンを倒そうとするため、「まもる」は必須です。また「まもる」自体を「ふういん」していることにより簡単にこちらの攻撃を当てることができます。詳しくは後述します。

相手のメガボーマンダ構築に対して選出することが多いので最低限この程度の防御は必要でした。副産物として相手の霊獣ランドロスから受けるダメージを減らすことができたので「いわなだれ」を連打された場合のリスクを軽減できています。

 ズルズキン

ねこだまし ドレインパンチ はたきおとす みきり @たべのこし / いかく
実数値:172-143-141-*-142-56
努力値:H252 A156 B44 D52 (S個体値0)
性格:ゆうかん

A : H252-B4-D4無補正クレセリアに対して「はたきおとす」→メガゲンガーの「シャドーボール」で倒せる
B : 「こだわりハチマキ」を持たせたA146ファイアローの「ブレイブバード」(A-1)確定耐え(余りの努力値を振っている)
D : C139クレセリアの「ムーンフォース」確定耐え
S : 最遅ギルガルドに後攻で攻撃を打てて、「ほろびのうた」による判定勝利のために最遅

私が「ほろびのうた」構築の「ねこだまし」役のポケモンに求めることが2点あります。

(1) ゴーストタイプ、特にギルガルドに少なくとも互角であること(ギルガルドに弱い場合、無理矢理にでも「ほろびのうた」選出をする選択肢が無くなるため)
(2) 地面タイプ(カロスダブルではガブリアス、このルールでは霊獣ランドロス)に強い何かを持っていること

ズルズキンは(1)に関してはあくタイプであること、(2)においては特性「いかく」であることから条件を満たしています。そのためWCS2014の頃からズルズキンを「ねこだまし」役として採用し続けています。

技についてですが、まず、メガゲンガーやメガサーナイトの補助のために「ねこだまし」、「ふういん」で「まもる」を止められても良いように「みきり」を選択しました。

次にゲンガーに強いあくタイプに抜群を取ることができるかくとうタイプの技のうち、命中率が100%で、回復もできて場持ちを良くできる「ドレインパンチ」を採用しています。最後にゴーストタイプに抜群を取れるあくタイプの技のうち、多くの場面で最も威力が高く汎用性も高い「はたきおとす」を採用しました。
「ちょうはつ」を持っている化身ボルトロスなどの存在を考えると「ファストガード」もできれば欲しい技ではありますが、他の技と比べると重要ではないため、仕方なく採用を諦めています。

ズルズキンの攻撃への努力値配振りがクレセリアを意識している理由は、WCS2015シニアカテゴリで「スキルスワップクレセリア+メガリザードンY」構築が優勝したことにより「スキルスワップ」持ちのクレセリアが増加すると考えたためです。「スキルスワップ」を覚えているクレセリアは『かげふみ』を奪うことで、「ほろびのうた」構築に強気に立ちまわることができるため、少ない攻撃回数で倒す必要があります。ここで使われたクレセリアの性格は「なまいき」でしたが、日本で使われるクレセリアはほぼ全てとくこうに補正をかけた性格であるということを考慮して、想定するクレセリアの耐久ラインをH252-B4-D4という努力値振りに設定しました。

持ち物が「たべのこし」なのは1回目の「ほろびのうた」起動時にほぼ場にいるため発動機会が多く、さらに「オボンのみ」はすでにゴチルゼルが持っていたためです。しかしゴチルゼルをズルズキンに交代するのを読まれて次のターンの「ねこだまし」を防ぐために「いばる」を打たれることもあったので「ラムのみ」でも良かったと考えています。

 ゴチルゼル

トリックルーム いばる リフレクター まもる @オボンのみ / かげふみ
実数値:177-*-148-*-143-63
努力値:H252 B156 D100 (S個体値0)
性格:のんき

B : A165以下のメガガルーラの「おんがえし」(攻撃2段階上昇)を確定耐え
C : C178ニンフィアの眼鏡「ハイパーボイス」を確定2発耐え
S : 「ほろびのうた」による判定勝利のために最遅

「ほろびのうた」戦術を成立させるための2体目の『かげふみ』ポケモンです。。「しんかのきせき」ゴチミルだと相手に持ち物がバレることと、ゴチルゼルが「オボンのみ」を持つとゴチミルと実質耐久が殆ど変わらないことを考慮して、WCS2014の頃からゴチルゼルをこの役割のポケモンとして採用し続けています。

特性『かげふみ』のポケモンが生き残らないと「ほろびのうた」戦術が崩壊するので、持ち物は集中攻撃に強いオボンの実としました。

「トリックルーム」は主にニョロトノの「ほろびのうた」を補助するために採用しました。

「いばる」は相手のモロバレルの「キノコのほうし」を妨害したり、負けそうな試合でも最後まで勝つ可能性を残す技として採用しています。

「リフレクター」は「あまえる」と比べて相手のポケモンが場に残っているかどうかに依存しないなど「ほろびのうた」との相性が良く、特性「まけんき」の影響も受けない技として採用しています。

攻撃技が無いため相手の「ちょうはつ」が入ると何もできなくなりますが、実際にこの構築を使っていてあまり気になりませんでした。

特防は本来はギルガルドの珠「シャドーボール」を耐えるまで配分したかったのですが、ある程度防御にも数値が欲しかったので、試合展開上想定しうる特殊攻撃のうち最大限必要な努力値を割きました。
防御は意図してなったものではありませんが、「グロウパンチ」メガガルーラの攻撃を耐えられることもあったためこれで良かったと思われます。

 ニョロトノ

ねっとう ほろびのうた さいみんじゅつ まもる @ひかりのこな / あめふらし
実数値:197-*-112-110-149-67
努力値:H252 B132 D124 (S個体値0)
性格:なまいき

B : A177メガガルーラの「すてみタックル」耐え
D : C197霊獣ボルトロスの「かみなり」耐え
S : 「ほろびのうた」による判定勝利のため最遅

2体目の「ほろびのうた」持ちポケモンとして採用しました。他に「ほろびのうた」を持つポケモンとして採用されやすいのはマリルリやジュゴン、「しんかのきせき」パウワウがいますが、以下の3つの理由により、私はニョロトノを採用しています。

(1)「ほろびのうた」を中心とする戦術は受け身であるため、特性「あめふらし」によって天候を変えることで相手のメガリザードンYを交代させる必要があること。

(2) 特性「あめふらし」によって特攻に努力値を割かずとも最低限の火力を持つため、アタッカーとして運用することもできること。これは他のポケモンには無いメリットであり、それゆえにこの構築がビートダウンでも力負けせず戦うことができる要因となっています。

(3)「ほろびのうた」を覚えるポケモンの中で種族値が高いこと(特に特性「いかく」等で下げられないとくぼう)。ラプラスはニョロトノよりも種族値が高いポケモンですが、ニョロトノと比べて弱点が多すぎるのが懸念材料です。

技についてですが、ビートダウンで戦うために攻撃技が必要であったため、「ねっとう」を採用しました。特性「あめふらし」の影響もあってある程度の火力は保障されており、また「ハイドロポンプ」と比べて命中率や追加効果が優秀です。

「さいみんじゅつ」はゴチルゼルの「いばる」と同様に最後までワンチャンスを残すことができるため、採用しました。また「ほろびのうた」から逃げていくゴーストタイプに向かって打つこともできるなど、意外と便利な技です。メガボーマンダが比較的厳しいことから「れいとうビーム」を入れようかと思ったこともありましたが、負け試合を勝ち試合にできる可能性を天秤にかけた結果、「さいみんじゅつ」を採用しました。

特防はニョロトノに打たれうる技のうち、最高火力の「こだわりメガネ」を持った霊獣ボルトロスの「10まんボルト」を耐える努力値にするつもりでした。しかし、そうすると物理耐久がA177メガガルーラの「すてみタックル」すら耐えられないほどに低くなってしまうので「ボルトチェンジ」を持っている可能性の高い「こだわりスカーフ」霊獣ボルトロスを意識した努力値配分としました。

持ち物は、とにかく生き残ってもらうことが最も重要であるため、集中攻撃に強い「オボンのみ」がベストです。しかし、「オボンのみ」はすでにゴチルゼルが持っています。次に、普通ならでんきタイプの技を半減する「ソクノのみ」がベストですが、ニョロトノが大抵のでんきタイプの技を耐えることを考慮すると「ひかりのこな」より有効に働く可能性が少ないことが分かりました。そこで最後まで勝つ可能性を残す持ち物として「ひかりのこな」を採用しました。

 ルンパッパ

ねこだまし ねっとう エナジーボール れいとうビーム @とつげきチョッキ / すいすい
実数値:159-*-91-156-121-118
努力値:H28 B4 C252 D4 S220
性格:ひかえめ

H : 砂や霰ダメージを最小化する16n-1
S : 特性「すいすい」発動時に「こだわりスカーフ」を持った最速霊獣ランドロス抜き

まずこのポケモンがモロバレルに代わって入り、ゲンガーやサーナイトの補助の役割も持ってほしかったことから「ねこだまし」を採用しました。

そしてビートダウン戦術ではほぼ確実に選出されるポケモンであることを考えると、「あめふらし」で威力の上がるみず技、この構築に強いミロカロスやマリルリへのくさタイプ技、そしてこのポケモンの採用理由でもあるメガボーマンダを倒すためのこおり技を入れることにしました。

みずタイプの技が「ねっとう」なのは、「ハイドロポンプ」を外すことが負けに直結しかねない点を懸念したことと、メガサーナイトの「ハイパーボイス」で残ったHPを確実に削り取れることを想定したからです。
くさタイプの技が「エナジーボール」になっているのは、対ミロカロスでダメージ計算をしていた時に「ギガドレイン」だと5割のダメージすら入らない事に愕然としたからです。

「ほろびのうた」構築で「まもる」が入っていないというのは一見アンチシナジーに思えますが、このポケモンは殆どビートダウンのために選出されることや、他の技がほぼ必要不可欠であることを考えると仕方ないと考えています。
「とつげきチョッキ」を持っているから「まもる」を入れられなくなったというわけではなく、メガサーナイト、ギルガルド、および化身ボルトロスの攻撃に受けだしすることがかなり多いことと、他のポケモンが「オボンのみ」をすでに持っているためにこの持ち物になりました。

「とつげきチョッキ」ルンパッパには珍しい努力値配分となっておりますが、役割遂行のためにこのすばやさラインは必須であること、そしてできるだけ相手のポケモンを高速で倒していくためにこのようになりました。
基本的に受ける攻撃が特殊技に偏っていて、仮に物理攻撃であってもズルズキンの「いかく」で軽減できる、この構築だからこそ物理耐久の無さは気にならなかったのかもしれません。

立ち回り

まず最初にこの構築を使う際、次の事は絶対に覚えてください:「相手が2体以下の状態でほろびのうたを打ってターン終了時に自分の「まもる」を持つポケモンが3体以上いれば勝ち」
相手が「フェイント」を覚えるポケモンを採用しているというような一部の例外はあるものの、どのような選出をしてもこれを意識しながら戦うことが重要です。

この構築の基本選出は以前であれば「先発ゲンガーズルズキン、後発ゴチルゼルニョロトノ」でした。しかし、現在では「ねこだまし」メガガルーラや「とんぼがえり」霊獣ランドロスがいることから「先発ゲンガーゴチルゼル、後発ズルズキンニョロトノ」と選出するパターンも増えています。後者の選出をした場合は、「1ターン目ゲンガーメガシンカ守る+ゴチルゼルをズルズキンに交代」か「1ターン目からゲンガーメガシンカほろびのうた」というように行動します。

メガサーナイトで「ふういん」をするような展開になった場合、自分の立ち回りに自信が無いなら相手の「ハイパーボイス」持ちが倒れるまではできるだけメガサーナイトを場に起き続けたまま戦っておくのが安全でしょう。
この構築には「ねこだまし」持ちが2体いるので「ねこだまし+メガサーナイトの攻撃」→「メガサーナイト守る&もう一方のねこだまし役に交代」→「ねこだまし+メガサーナイトの攻撃」という動きが可能です。この構築にはニョロトノやルンパッパがいるため、ハイパーボイスを半減するヒードランを出されることが少なく、ハイパーボイスが等倍以上で入りやすいです。

この立ち回りを続けていくとそのうち「まもる」を読まれてメガサーナイトの隣に集中攻撃をされるのでそこで交代で出すポケモンをニョロトノにしながらメガサーナイトは好きなこと(怖いなら「まもる」)をしていると良いでしょう。そうするとそのうち自分の場には「メガサーナイト+すいすい発動ルンパッパ」が並ぶ状況になり、後は単純に攻撃するだけで比較的楽に勝つことが出来ます。

また先発ニョロトノルンパッパの場合、基本的に後発はズルズキンサーナイトにしますが、サーナイトではなくゴチルゼルを選出することがあります。
これは「1ターン目ニョロトノほろびのうた+ルンパッパをゴチルゼルに交代」をいう行動を取るためです。しかし、この行動は相手の選出や行動を完全に読みきったときにのみ取る選択で、非常にリスクが高い行動であるため、自信の無い方は避けておくべきです。しかし、頭の片隅においておくと役に立つ場面があるかもしれません。
 
 

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